僕は、大学を卒業するとデザイン事務社に就職した。
大手ではないが、タレントやSMの仕事よりは遣り甲斐があった。
アヤ様は商社の一般職で採用され、毎日忙しく働いていた。
二人とも一人暮らしをしている事が、それが無駄だと思い始めた。
そして、3年目に僕がデザイン事務所を辞めて、独立したのをきっかけに二人で住むことにした。
少し広い部屋に引っ越したが、僕は自分の仕事部屋があればそれでよかった。
そうなると僕は完全に主夫で、家事は僕の仕事になった。
でも僕はアヤ様の奴隷なのだから当たり前だ。
朝の用意は僕の仕事で、裸エプロンをして朝食を作る。
気持ち良く出かけられるようにするのが務めである。
お尻丸出しで仕事をしている僕を見ながら、食事をしているアヤ様はいつも機嫌がいい。
そして、元気に仕事に出かけるのだ。
僕は普段、家でデザインの仕事をしているが、未だに断れないSMの仕事がある。
これはアヤ様も知っていることで、相手は僕たちの先生であり、理解者だから必ず出かけていく。
その方は緊縛師と呼ばれる縄の師匠で、僕はそこで縛りのモデルを務めている。
モデルの殆んどは女性だが、僕は唯一の男性として先生の仕事をしている。
写真集を作った時のデザインを僕がお手伝いしたのが縁で未だに関係が続いている。
そしてアヤ様も先生の弟子なので、時々見学に来るのだ。
縛られる快感を知ってしまった僕は、もう緊縛から抜け出せなくなっていたし、
アヤ様にも縛って欲しいので、今でも続けているのだ。